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Posted by: 福井弁護士会 管理者 2006年7月13日
近頃の心配事・・・投資信託のこと・・・

 近頃,銀行で投資信託(投信,ファンドともいいます)が販売されていますが,先行きどうなるのかと少々不安に思っています。というのも,これまで,銀行でお金を預けるときは,「預金」というかたちで,預けた金額より返って来る金額が少なくなるなどということはありませんでした。
 ところが,投資信託は,銀行に渡した金額より返って来る金額が少なくなるということが起こる可能性があるのです。確かに,広告やパンフレットには「元本割れすることがあります」と注意書きが書いてあります。ただ,その文字は,たいていの場合,小さく,注意して読まなければ,気づかないくらいの文字でしかありません。また,これまでの運用の実績として「何%」と定期預金の何倍,何十倍もの騰落率が記載してあり,そちらの方に,目が行ってしまいます。これを見たものとしては,この投資信託を買えば将来も同じくらいの率で,自分の財産を増やすことができるだろうと勘違いをしてしまいがちです。
 勘違いをしたり,安全なものと信じたりして,ちょっと利率のいい預金をするような感覚で投資信託を買った人が,預金を下ろすような感覚で,投資信託を現金化しようとしたとき,それが,たまたま経済状況の悪化の局面だったりすると,自分が銀行に渡した額さえも戻らないという現実に直面し,そのときはじめて自分の勘違いに気づくということが,将来,起こってくるのではないかと,心配でなりません。
 銀行が扱っていても,証券会社が扱っていても,投資信託は,元本割れする危険が常にあるということを忘れてはなりません。
 もちろん,投資信託を買ってはいけないとか,銀行から買ってはいけないといっているわけではありません。投資信託を買うには,状況によっては,財産を目減りさせてしまうかもしれないという,それ相応の覚悟が必要だということを一般の消費者の方には意識して欲しいということなのです。
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